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ハチ公物語 

                皆さんご存知!渋谷駅前に燦然と輝く忠犬ハチ公像。
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今年リチャード・ギア主演映画ハリウット版「HACHI」が公開された。TVでも仲代達也主演の映画が放送。
ハチ公は我がふるさと秋田県大館市の出身ですぞ(少し自慢)。
チョット調べようかな!さっそくインターネットでハチ公を検索だ。
えっ!なんと、ハチ公のはく製が上野国立科学博物館に保存されている。ウソのような本当の話か?え~~~超ビックリ。でもホントかな~!一応科学博物館に問い合わせしてみた。
「あの~忠犬ハチ公のはく製があると聞いたのですが?」
「ありますよ」
「ホントですか?」
「はい」
「写真取れますか」
「はい大丈夫ですよ!」 
もう行かなくては。同じ秋田県民としてご対面しなくては。いてもたってもいられません。よしいくぞ~。
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いた~~~。ホントーだ!ハチ公ーだ。こんにちは。感動!感動!
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やさしい顔してる。秋田県人ならでは、いや秋田県犬ならではのいけ面だ!いや~まいったネ。感動のご対面です。思ったより大きい!
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まるで生きているようですね。
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でもなんで銅像が出来るまで有名になったのでしょうか。
調べましょう。再び国立国会図書館行ってきました。なぜかと言うと、またしても新聞への投書。探しました。これは昭和7年の10月4日の東京朝日新聞の朝刊。その記事が掲載されました。
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これが平成の今日まで引き継がれているのです。すごいなー!!!横文字が右から左、古る!
「いとしや老犬物語」か
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「ハチ公は主人の上野教授が逝ってから7年もの間雨の日も雪の日も一日も欠かさず老いの目をして主人の帰りを待っている」とある。この新聞の投書によって一躍有名になったのです。今から78年も前のことです。
オット・・本発見!国立科学博物館のショップで見つけました。買うしかないでしょう。
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ハチ公のことが超詳しく載っています。そしてすごい記事を発見。なんと渋谷のハチ公の銅像の除幕式に本人のハチ公が出席していたそうです。へ~これはおもしろい。
ちょっとここでハチ公の経歴を調べてみましょう。
   大正12年(1923)11月吉日 秋田県大館市にて誕生
   大正13年(1924) 1月14日 生後50日で大館から東京渋谷へ 上野英三郎教授のもとへ送られる                       以後毎日主人の帰りを待つようになる
   大正14年(1925)5月21日  上野教授が脳溢血で倒れ54歳にて急逝する。                      ハチ公は帰らぬ主人を待つことになる
   昭和7年(1932)10月4日   朝日新聞朝刊に投稿記事「約7年間もの間帰らぬ主人を待つ」として、                  一躍人気者になり時の犬となる。投稿者は日本犬研究家の斉藤弘吉氏。その後海外でも話題、皇室にも聞こえるようになった。そしてとうとう銅像を造ろうという事になる
   昭和9年(1934)4月21日   渋谷駅前に銅像が完成。除幕式にハチ公が参列した。                      その後もハチ公は待ち続ける。そして・・・
   昭和10年(1935)3月8日   渋谷三丁目の路上に倒れ老衰(13歳)にて死去。                      朝露に濡れ穏やかな顔をしたハチが発見された。
   昭和10年(1935)7月8日  生まれ故郷大館市にも銅像が造られる。

ハチ公はなんと9年9ヶ月もの間待ち続けたのです。すごいな~。素晴らしい。現在でも慰霊祭とか誕生際が行われているらしいです。
ところでハチ公のお墓は?いったいどこにあるのか。ありました。青山墓地、さっそく行ってきました。あったあった。
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ハチ公のご主人上野英三郎氏のお墓の隣にありました。
実はハチ公のお墓は存在しないことが分かりました。
ここの青山墓地は動物のお墓は作れない、人とは一緒に入ることは出来ないそうです。
これはハチ公の記念碑だそうです。
ハチ公は死亡後すぐにはく製にされたためお墓は無いということです。
つまりハチ公は、はく製のまま生きているという事なんですね。
ちなみに渋谷の銅像も大館の銅像も二代目で、初代は太平洋戦争で金属不足のため使われてしまったそうです。
そして今年新たに、大館駅のホームに青銅製のハチ公が完成した新聞記事がありました。秋田に帰省したときはぜひ会ってきたいものです。
by harueru | 2009-11-14 15:21

こんにちは リクとエルで~す。


by harueru